ピアノを気持ちよく弾くコツとは?

こんにちは。ちょこです。

ピアノを弾く時、どうしたらもっと気持ちよく弾けるかなって思った事はありませんか?

私も小さい頃からピアノを習っていましたが、以前はさっぱり楽しくありませんでした。

でも、ある時、先生に言われたアドバイスに「なるほど~」と思い、それからは曲を弾く事が楽しくなりました。

気持ちよく弾くコツは、ズバリ、自分がどう弾きたいかを明確にするという事です!

 

そこで、今回は自分がどんな気持ちで弾きたいかを明確にするアイテムやポイントについてお話ししたいと思います。

 

Contents

気持ちよく弾くには曲選びって大事?

 

自分で曲選びが出来る場合

もちろん、これも大事だと思います。

悲しい時に、無理に楽しい曲を弾こうと思ってもちょっとシンドイですよね。

よく、「悲しい気持ちの時にはこの曲!」という曲集や音楽があったりしますよね。

それと同じで、やっぱり、その時の自分の気持ちに寄り添ってあげるような曲だと、弾いていても嬉しいのではないでしょうか?

楽譜や曲名を見た時に、「あ、これやってみたい!」と思った曲を自分に選んであげるのが良いんじゃないかと思います。

 

ピアノ教室に通っていて、練習曲が決まっている場合

この場合、気持ちよく弾くには、その曲をどんな気持ちで弾きたいかを自分に聞いてみるのがおすすめです。

極端に言うと、曲は楽しい感じだけど、「自分は今日、悲しい事があったから、今日は悲しい気持ちで弾きたい」と思ったら、その気持ちを曲にぶつけてみるのもアリだと思います。

「楽しい曲だから楽しく弾かなきゃ」という気持ちだと、自分に無理をさせているので、全く楽しくも気持ちよくもありません。

 

以前、指揮者で有名だったレナードバーンスタインという方は、「曲名を聞かずにまずは音楽を聴いてみよう」という事をおっしゃっていました。

最初は曲名を伏せておいて、バーンスタインが勝手に曲のストーリーを作って、そのイメージで曲を聞いてもらう。その後に、本当の曲名を伝えてから、もう一度同じ曲を聴いてもらうと、曲のイメージが全然違ってくるという事です。

つまり、曲名が必ずしも大事なのではなく、自分のイメージ次第で感じ方や気持ちが全く変わるという事なんですね。

 

私自身もこの方法で楽しくなった!

先ほども書きましたが、私自身も最初は全く曲を弾くのが楽しくありませんでした。

なぜかというと、そこに自分の気持ちなど、みじんもなく、ただ、先生に言われた通りに、もしくは楽譜に「フォルテ(強く)」と書いてあるからその通りに弾いているだけだったんですね。

 

そもそも、どう弾けば気持ちよく楽しく弾けるか分からなかったし、楽譜に書いてある通りに弾けばいいんだって思っていました。

でも、より、自分の気持ちに気付くための、良いものを見つけました!

それが、「ピットインカード」というカードです!

 

ピットインカードって何?

もともとはこのカード、子供と親とのコミュニケーションを円滑にするために作られたカードです。

小学校に入った自分の子供と話がしたいけど、なかなか上手く話せない時などに親子の間で使われるカードです。

実は、ピアノ教室でもこのカードを取り入れて、「どんな気持ちで弾きたいか」を明確にしてもらってから弾いてもらっています。

自分の気持ちを明確にすることで、より、自分の気持ちと一体になって曲を弾くことがしやすくなります。

 

生徒さんからは、「曲のイメージがしやすくなった」とか、「自分が弾きたい気持ちをはっきりさせる事で、すらすら弾けた!」などの声を頂いています。

 

ピットインカードは、こちらの本にミニチュア版がセットでついてきます。

カードの使い方の解説もあるので、参考にしてみてくださいね!

 

気持ちよく弾けるだけでなく、自分の気持ちも癒す事ができる

 

実は、「自分の気持ちと一体になって弾く」って事は、自分を受容し、自分の中に溜まっていた感情も外に出せているんですね。

よく、「自分にとってイヤな感情は思いっきり感じて身体の外に出す事で、消えていく」と言われています。

身体にとって毒になるものは、早く出した方が良いですよね?

それと一緒で、自分にとってシンドイと感じる気持ちは、ずっと身体の中にしまっておくのではなく、どんどん、外に出した方が良いということです。

 

まとめ

今回は、ピアノを弾く時に気持ちよく弾くには、その曲をどう弾きたいのか、自分の気持ちを明確にしてから弾くという事が大事ということをお伝えしました。

コンクールなどに出る場合などは、また弾く目的が変わってきますので、ご自分の習われている先生と相談されるのが良いかと思います。

 

自分の気持ちを明確にするには、頭の中で何となく自分の思っている事を感じるだけでなく、絵カードを選んでみたり、自分の気持ちを紙に書き出したりするのもおすすめです

参考になれば幸いです。

 

PAGE TOP
モバイルバージョンを終了