キーボードをやってみたいと思ってるんだけど初めてだし、続くかどうか分からないな。
とりあえずなるべく安い物でよいからおすすめの物はないかな?
あなたはどんな目的で電子キーボードを使いたいですか?
- まったくの初心者なので、まずは鍵盤を触るところから始めたい
- いずれはピアノをやりたいけど、その入口としてキーボードを弾いてみたい
- 歌の練習用として、簡単なもので良いからキーボードが欲しい
など、色々ありますよね。
お店に見に行くと、いろんな機能の付いているキーボードがあるので、どれが良いか迷ってしまいます。
そんな時、「電子キーボードにはどんな機能があって、どんな事に使えるの?
キーボード初心者にとって、あったら便利な機能はどれか知りたい」と思いませんか?
今回はそんなキーボード初心者の方におすすめしたいキーボードの機能についての選び方についてまとめてみました。
Contents
キーボード初心者の方にお勧めの機能
キーボードが全く初めての方には、光ナビやレッスン機能の付いているキーボードがおすすめです。
光ナビとは
全くの初心者だと、いきなり曲を弾く楽譜を見て弾くというのは結構難しいですよね。
光ナビは、曲を弾く時に鍵盤が光って教えてくれるので、楽譜(音符)が読めなくてもすぐ弾く事ができます。
レッスン機能とは
簡単なレベルから曲がマスターできるように、3つのステップで練習が出来るようになっています。
①お手本を聴いて曲を覚える
②光る鍵盤を見ながら弾く
③鍵盤の光なしで弾く
というように、光ナビがなくても最終的には自分で弾けるように練習ができます。
おすすめのキーボード
次にこれらの機能を持つキーボードを紹介します。
カシオLK-511
もともとカシオと言えば計算機や時計で有名な会社ですが、光る鍵盤という発想は、「まずは音符が読めなくても多くの人に音楽を楽しんでもらいたい」という思いから生まれました。
楽器専業ではなかったからこそ、想像出来た事ではないでしょうか。
また、内蔵曲については、最新の曲やお馴染みの曲が入っているので、初めての方には聴くだけでも楽しめると思います。
鍵盤の形もピアノと同じになっていて、昔のキーボードのようなカタカタ言う感じではなく、しっかりした作りになっています。
YAMAHA EZ-J220
このキーボードも鍵盤が光って弾く音を教えてくれたり、レッスン機能も付いています。
YAMAHA PSR-E263 (ポータトーン)
このキーボードは、400音色、130リズム、また、片手奏や両手奏のレッスン機能がついていたりと、かなり楽しめそうです。
ただ、鍵盤はキーボード独特の形で、カタカタする軽いタイプとなっています。
ピアノのようなタッチではないけど、音色が沢山あって、リズムなどと合わせて楽しく弾き
たい方にはおすすめです。
次に、いずれはピアノやりたい人向けの機能について見てみましょう。
生ピアノに近い音色や鍵盤の感触を求める人向けの機能
「いずれはピアノをやりたいけど、その入口としてキーボードを弾いてみたい」という方におすすめの機能はタッチレスポンス機能のついたキーボードです。
タッチレスポンス機能とは
鍵盤を弾いた強さで音の強弱を変化させる事ができる機能です。
この機能がないと、鍵盤を強く弾いても弱く弾いても音の大きさは変えることが出来ません。
このため、右手(メロディー)と左手(伴奏)の大きさなどを変える事ができず、曲の最初から最後まで同じ大きさでしか弾く事が出来ません。
将来的にピアノを使ってみたい方は、より生ピアノに近い鍵盤の感触で曲を弾く事で、表情豊かな演奏をする事ができます。
おすすめのキーボード
YAMAHA NP12(ピアジェ-ロ)
このキーボードは、ピアノ音色やタッチ感をよりピアノに近づけるよう作られたキーボードで、音色は10色ほどとなっています。
沢山の音色はいらないから、ピアノに近いタッチや音で弾きたいという方におすすめです。
カシオ CT-X700
ピアノやドラムの音など、アコースティック楽器が持つ音にこだわって作られている楽器です。
鍵盤は光らないけど、より本物の楽器に近い音やピアノの鍵盤を弾く感触などを楽しみたい方におすすめです。
他にもチェックしておきたい点について
次にキーボードの標準的な機能について見てみましょう。
- ヘッドホンが接続できる
- 音量の調節ができる
あったら便利な機能について
- 録音機能
自分で弾いた曲を録音する事が出来ます。
自分の演奏を客観的に聞く事ができ、弾いている時には気付けなかった直すポイントが把握しやすくなります。
- 機種によってはUSB接続でスマホやタブレットとつないで操作できる
キーボードに対応する専用のアプリをダウンロードすれば、曲を増やす事ができるなど、より楽しく演奏する事ができます。
といった点があります。
鍵盤の数はいくつにするか?
キーボードの鍵盤の数は32鍵盤、44鍵盤の「ミニキーボード」と呼ばれるものから、49鍵盤、61鍵盤、76鍵盤とさまざまあります。
キーボードで主流とされている61鍵盤の場合、簡単な曲なら大丈夫だと思いますが、両手奏などを弾きたい場合は足りなくなるかもしれません。
ピアノが88鍵盤という事もあり、両手奏の場合は76鍵盤の方が良いかもしれません。
自分が弾きたい曲と相談して決めましょう。
買う前にチェックしておきたい点
付属品は何がついてくるのか(譜面立てや楽譜、アダプターなど)
楽譜を見ながら弾きたいのであれば、譜面立てがあった方が弾きやすいですし、楽譜が付いてくれば、楽器を手に入れてすぐに弾く事ができますので、しっかりチェックしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キーボードの魅力は、音色が100から多い楽器だと800音色と豊富に内蔵されていて、音色を聴き比べるだけでも色んな音に出会える事だと思います。
ピアノに比べれば鍵盤数は少ないけど、電子ピアノよりも圧倒的に多い、さまざまな音色やリズムが内蔵されていて、聴いたり弾いたり出来るところが魅力なのではないでしょうか。
また、最終的にキーボードを選ぶ一番のおすすめは、実際に楽器店に足を運んで色々弾いてみるという事です。
ネットだけの情報だと、自分のイメージしていた事と違う事があるかもしれません。
ある程度の情報は知識として持っておいて、最終的には自分の目で確かめて、納得のいく機種を選んでみてください。
また、お店の人におすすめを聞くのもよいと思います。
お店の人って業者の裏情報などを知っていたりするので、勉強になると思いますよ!
キャンペーンをやっていれば、普段より安価に手に入る場合もあるし、店頭ならではのおすすめ情報なども参考になると思います。
ぜひ、お気に入りのキーボードを見つけてくださいね!