ボーイスカウトにかかる費用はいくら?制服から道具まで徹底解説!

我が家では、こどもたちに野外で元気に過ごしてもらおうと、そして、たくましく育ってもらおうと思い、ボーイスカウトに参加させています。

ボーイスカウトのことを知人にも話をしているので、活動内容や費用についての相談を受けることがあります。

特に費用については詳しい情報が出回っていないようで、相談内容も費用に関するものが多いです。

そこで今回はボーイスカウトにかかる費用についてまとめてみました。

 

Contents

実はボーイスカウトの費用は統一されていません

費用についてまとめる、といった矢先からいうのも何ですが、実は費用は統一されていません・・・。

ボーイスカウトには日本連盟という、日本での活動を総括している団体があります。

しかし、日本連盟では活動にかかる費用を統一しておらず、活動している団体で設定できるようになっているんです。

(ボーイスカウトでは活動している団体のことを「団(だん)」と呼んでいます)

ボーイスカウトでは「質素」であることを大切にしていることもあって、なるべく費用負担が少なく済むように団で工夫することも大切にしているので、このような設定になっています。

このため、ボーイスカウトに入りたいと思ったら、最寄りの団に問い合わせて確認するのが一番確実な方法となります。

とはいえ、どのような費用が必要なのかが、事前にわかると安心ですよね。

あくまでも目安の金額になりますが、費用の内訳とおおよその金額について、この先で紹介していきます。

 

費用はこどもの年齢によって変わります

ボーイスカウトは、一緒に活動するこどもたちを年齢別に分けていて、それぞれの年齢に見合った活動ができるようにしています。

この年齢別の集まりのことを「隊(たい)」と読んでいて、それぞれに愛称をつけています。

  • 小学1年〜2年は、ビーバースカウト(ビーバー隊)
  • 小学3年〜5年は、カブスカウト(カブ隊)
  • 小学6年〜中学3年は、ボーイスカウト(ボーイ隊)

それぞれ年齢に見合った活動を行なっているので、費用も少々違ってきます。

 




 

小学1年~2年(ビーバースカウト)にかかる費用

入るときにかかる費用は10,000円前後が目安

活動にかかる費用が年額で30,000円前後+αが目安です。

入るときにかかる費用

入るときにかかる費用としては、入団費、制服購入費、その年度の活動費となります。

入団費

入るときに一回だけ支払います。

年齢を問わず同じ金額となっているケースが多く、5,000円前後が平均的な金額です。

制服購入費

団によって、自費購入・レンタル(有償・無償)・支給(全部、一部)と対応が分かれています。

自費購入の場合は、4,000円〜7,000円が目安になります。

ビーバースカウトの制服一式は、次の通りです。(2019年のカタログの値段)

  • 帽子(1,404円)
  • ネッカチーフ(324円)※支給のケースが多いです
  • チーフリング(108円)※支給のケースが多いです
  • 半袖ポロシャツ(2,160円)
  • 長袖トレーナー(2,484円)※不要のところもあります

制服の組み合わせは団によって対応が分かれているので、何が必要かは事前に確認してみてくださいね。

ちなみに自費購入の場合でも新品である必要はありません。次のような方法でうまく節約している親御さんも多いです。

  • 先にカブスカウトに上がった子の親御さんから譲ってもらう
  • 団の保有品を借りる
  • メルカリのようなところで中古を安価に仕入れる

ビーバースカウトの活動は、月に1、2回程度なので、制服の痛みも少ないケースが多いです。有効に活用しましょう。

その年度の活動費

詳しくは、この後の「活動にかかる費用」を参考にしてください。

入団は年度途中でも可能なので、タイミングによっては減額してくれるところもありますよ。

活動にかかる費用

活動にかかる費用は、登録費、活動費(定期的支払い)、そして活動費(イベントごと支払い)があります。

登録費は、5,000円前後が目安。

活動費(定期的支払い)は、年額にして20,000円〜25,000円が目安になります

活動費(イベントごと支払い)は、そのイベントの規模によります。

登録費

ボーイスカウトでは年度ごとに、活動するメンバーとしての登録を行っています。(年度は小学校や中学校と同じで、4月〜3月です)

登録費は、ボーイスカウトの隊員として登録するための事務手数料と、保険料が用途になります。

金額は、5,000円前後が平均的な金額です。

(保険料と特に明記していない場合は、登録費に含んでいます)

登録が完了すると、登録証がもらえます。これを使うとスポーツ用品店で割引が受けられる特典があるので、道具の購入に活用しましょう!

活動費(定期的支払い)

年額にして20,000円〜30,000円程度が目安となります。

支払い方法は団によって異なりますが、おおよそ、毎月・隔月・4ヶ月に1回・半年に1回という形になります。

活動費の名目も団によって様々ですが、だいたい次のような名目で集金しています。

  • 活動費
  • 育成会費
  • 団費
  • 隊費

育成会費については活動費ではなく、団で必要になる備品の購入費などに活用する名目で集めているところもあります。

ちなみに育成会とは、ボーイスカウト活動をしているこどもの親御さんのことを言います。

世帯ごとに集めているケースが多く、きょうだいでボーイスカウト活動をしている場合は、1人分でOKの団もあります。

 

なお、金額の違いについては一概には言えないのですが、地域性というよりも各団の活動方針によります。

積極的に遠征したり、民間施設を活用して活動する場合は多めの費用が必要になりますし。逆に身近に活動に適した自然や公共施設がある場合は、費用が少なめになります。

また、イベントごとに集金せずにこちらで分割して割り当てているケースもあります。

活動費(イベントごと支払い)

基本的には、定期的に支払っている活動費で賄われるのですが、遠方への移動を伴う活動で交通費が追加で必要となるような場合に、不足分を追加で集金するケースがあります。(もしくは定期支払いが少なめの場合、毎回こちらで集めるケースもあります)

よくあるイベントとしては、夏の野外活動(ロッジやバンガローなどの民間施設に宿泊)、冬のスキー合宿というものがあります。

そのほかにかかる費用

お弁当

ビーバースカウトの活動は、半日(午前または午後)で行うことになっているのですが、カブスカウトやボーイスカウトと一緒に活動することもあり、その時はお弁当持ちになります。

お弁当と水筒、コップあたりは必要になることがあります。

親御さんが活動に同行する場合はその費用

ビーバースカウトは親御さんと一緒に活動することが基本となっています。活動内容に合わせて親御さんの費用が必要になるケースがあります。




小学3年~5年(カブスカウト)にかかる費用

入るときにかかる費用が30,000円前後が平均

活動にかかる費用が年額で35,000円程度+αが目安です。

入るときにかかる費用

入るときにかかる費用としては、入団費、制服購入費、道具購入費、そしてその年度の活動費となります。

入団費

入るときに一回だけ支払います。

5,000円前後が平均的な金額です。

ビーバースカウトからカブスカウトに続けて入る場合は、不要です。

制服購入費

団によって、自費購入・レンタル(有償・無償)・支給(全部、一部)と対応が分かれています。

自費購入の場合は、10,000円〜18,000円が目安になります。団によって制服を全て揃えるところ、半袖または長袖だけで行くところなど違うケースがあります。その方針によって金額が変わります。

カブスカウトの制服一式は、次の通りです。(2019年のカタログの値段)

  • 帽子(1,404円)
  • ネッカチーフ(669円)※支給のケースが多いです
  • チーフリング(194円)※支給のケースが多いです
  • 半袖シャツ(3,240円)
  • 長袖シャツ(3,996円)
  • ベルト(648円、702円)
  • 半ズボン(3,132円)
  • 長ズボン(3,780円)
  • 靴下(755円〜810円)

ビーバースカウトと同じく、自費購入の場合でも新品である必要はありません。次のような方法でうまく節約することが可能です。

  • 先にボーイスカウトに上がった子の親御さんから譲ってもらう
  • 団の保有品を借りる
  • メルカリのようなところで中古を安価に仕入れる

カブスカウトの活動もビーバースカウト同様に、月に1、2回程度です。制服の痛みも少ないケースが多いので、有効に活用しましょう。

靴下だけ例外です。野外で活動するため走り回る活動も多く、綺麗に残ることはほとんどありません・・・どちらかというと、何回か購入が必要になります(^^;

道具購入費

カブスカウト活動に必要となる道具にかかる費用です。

制服同様にボーイスカウト専用の道具(ハバザック、ロープ)が4,000円程度

それ以外のものはピンキリですが、10,000円程度が目安になります。

  • ハバザック(3,500円)※カブスカウト、ボーイスカウト専用のリュックサックです
  • ロープ(462円)※カブスカウト専用の長さのもので、ロープ結びの練習に使います
  • 水筒
  • 雨具
  • 食器
  • カップ
  • 軍手 ※作業用で十分、滑り止めがついていないものを(火で溶けてしまうので)

ハバザック、ロープ以外は、今使っているものがあればそれを使っていただいて大丈夫です。また制服と同じように、お下がりや中古品を活用するのも手です。

ハバザックはボーイスカウトに上がっても使いますので、購入することをおすすめします。

雨具は、ポンチョタイプではなく、ズボンと上着が分かれたセパレートタイプを指定している団もあります。

食器については、割れないもの・高熱で解けないものであればOK。ご飯と汁物が入る器+お皿のセットがあれば良いですね。

カップも割れないものを選んでください。

軍手は作業用で十分です。滑り止めがついていないものにしましょう。(高熱で溶けてしまうので)

水筒については、団の指定がある場合があります。事前に確認してみてくださいね。

専用道具以外の購入は慌てず、登録を済ませてから!

実はボーイスカウトに入ると、スポーツ用品店での割引購入が可能になります。道具の購入は、登録を済ませた後にすると、費用を節約することができますよ!

割引可能なお店は記事の終わりの方にまとめています。

その年度の活動費

詳しくは、この後の「活動にかかる費用」を参考にしてください。

入団は年度途中でも可能なので、タイミングによっては減額してくれるところもありますよ。

活動にかかる費用

活動にかかる費用は、登録費、活動費(定期的支払い)、そして活動費(イベントごと支払い)があります。

登録費は、5,000円〜7,000円前後が目安。

活動費(定期的支払い)は、年額にして25,000円〜30,000円が目安になります

活動費(イベントごと支払い)は、そのイベントの規模によります。

登録費

ビーバースカウトと同じで、5,000円〜7,000円が平均的な金額です

登録が完了すると、登録証がもらえます。これを使うとスポーツ用品店で割引が受けられる特典があるので、道具の購入に活用しましょう!

活動費(定期的支払い)

年額にして25,000円〜30,000円が目安になります。

支払い方法は団によって異なりますが、おおよそ、毎月・隔月・4ヶ月に1回・半年に1回という形になります。

活動費の名目も団によって様々ですが、だいたい次のような名目で集金しています。

  • 活動費
  • 育成会費
  • 団費
  • 隊費

カブスカウトになると、ハイキングやキャンプといった野外での活動の範囲が広くなりますが、ビーバースカウトと金額に差がないところもあります。

これは、無料で使用できる施設や公共施設の活用がやりやすい団の傾向です。

また、積極的に遠征したり、民間施設を活用して活動する場合は多めの費用が必要になります。

ちなみに、カブスカウトのキャンプはテントは使う野営ではなく、ロッジ・バンガローなどによる舎営を行うのが基本です。

活動費(イベントごと支払い)

こちらもビーバースカウトと同様、遠方への移動を伴う活動で交通費が追加で必要となるような場合に、不足分を追加で集金するケースがあります。(もしくは定期支払いが少なめの場合、毎回こちらで集めるケースもあります)

よくあるケースとしては、夏の長期野外活動(ロッジやバンガローなどの民間施設に宿泊)、冬のスキー合宿というものがあります。

行き先にもよりますが、1回あたり20,000円〜30,000円程度のケースが多いです。

そのほかにかかる費用

お弁当

カブスカウトの1日かけて行います。このため活動を行う時は、お弁当持ちになります。

カブスカウトのお弁当は「カブ弁当」といい、基本的には白米のおにぎりに梅干しのという決まりがあります。

・・・が、あくまで基本ということで団によっては、おにぎりであればOKとなっているところもあります。

親御さんが活動に同行する場合はその費用

カブスカウトはこどもだけで参加することが基本ですが、親御さんの参加もOKの場合があります。(どちらかというと歓迎されます^^)

その場合、活動内容に合わせて親御さんの費用が必要になるケースがあります。

必須ではないけど持っておくと良いもの

  • 寝袋
  • マット(寝袋の下に敷くもの)
  • ヘッドライト(手で持たずに使える懐中電灯)

これらについてはキャンプで使用するものです。カブスカウトでは野営は年に1、2回程度のものでもあり、入ってすぐは必要ないことが多いですので、必要なタイミングで準備すれば良いでしょう。

また、冬の活動には防寒具が必要になります。団によっては統一したものを使っているケースもあります。どのようなものが必要かは確認してみてくださいね。




小学6年~中学3年(ボーイスカウト)にかかる費用

入る時にかかる費用が、55,000円〜65,000円程度。キャンプ道具の購入費で、やや多くなります。

活動にかかる費用が年額で、25,000円〜35,000円程度+αが目安です。

入るときにかかる費用

入る時にかかる費用は、入団費、制服購入費、道具購入費そして年度の活動費です。

入団費

入るときに一回だけ支払います。

5,000円前後が平均的な金額です。

カブスカウトからボーイスカウトに続けて入る場合は、不要です。

制服購入費

ボーイスカウトの制服は、ほぼ自費購入となっています。

金額は20,000円程度が目安になります。団によって制服を全て揃えるか、半袖または長袖だけで行くかが異なるため、その方針によって金額が変わります。

カブスカウトの制服一式は、次の通りです。(2019年のカタログの値段、サイズによって値段が異なるものがあります)

  • ハット(3,888、4,104円)
  • ネッカチーフ(団によります)※支給のケースが多いです
  • チーフリング(団によります)※支給のケースが多いです
  • 半袖シャツ(3,456円、3,996円)
  • 長袖シャツ(4,104円、4,644円)
  • ベルト(1,026円、1,080円)
  • 長ズボン(4,104円、4,644円)

ビーバースカウト、カブスカウトと違い、ネッカチーフとチーフリングは団独自のデザインのものを使用しています。ボーイスカウトに入隊する時に支給されているケースが多いです。

もちろん新品である必要はありませんが、お下がりを入手できるケースは少ないです。

というのも、ボーイスカウトになるこども達は成長期なので、制服のサイズも大きめのサイズを購入しているケースが多く、そのまま大人になるまで着続けてしまうんですね。

そんなわけで節約できるケースとしては、メルカリのようなところで中古を安価に入手する、くらいになるかと思います。

道具購入費

ボーイスカウト活動に必要となる道具にかかる費用です。

制服同様に、ボーイスカウト専用の道具(ハバザック、ロープ、手旗)が5,000円程度

それ以外のものはピンキリですが合わせて、20,000円〜30,000円程度が目安になります。

  • ハバザック(3,500円)※カブスカウト、ボーイスカウト専用のリュックサックです
  • ロープ(596円)※ボーイスカウト専用の長さのもので、ロープ結びの練習に使います
  • 手旗(812円)※ボーイスカウト専用のもので、手旗信号の練習に使います
  • 水筒
  • 雨具
  • 食器
  • カップ
  • 軍手

ここまではカブ隊とほぼ同じですが、手旗が追加になっています。

ハバザックについては、カブスカウトの時に購入していれば、それをそのまま使えます。

ロープについては、カブスカウトのロープよりも長いものが必要になるため、購入が必要です。

雨具は、ポンチョタイプではなく、ズボンと上着が分かれたセパレートタイプを指定している団もあります。

食器については、割れないもの・高熱で解けないものであればOK。ご飯と汁物が入る器+お皿のセットがあれば良いですね。

カップも割れないものを選んでください。

軍手は作業用で十分です。滑り止めがついていないものにしましょう。(高熱で溶けてしまうので)

このほか、ボーイスカウトといえばキャンプ。キャンプ用品として、次のようなものが必要になります。

  • ヘッドライト(懐中電灯)
  • 寝袋
  • マット(寝袋の下に敷くもの)
  • ナイフ
  • 携帯タイプの椅子
  • アタックザック(登山やキャンプ用品を詰め込めるタイプの大型リュックサック)

ヘッドライト、寝袋、マットはカブスカウトの時に購入していれば、そのまま使えます。

ナイフは刃が裸にならないタイプのものを。折りたたみやケースにいれて保管するものを選びましょう。団で指定があるケースもあるので、確認してみてくださいね。

携帯タイプの椅子は、キャンプの時に地べたに座らずに済むように使います。ただし団によって要・不要があるのでこちらも確認してみてください。

アタックザックについては50リットル〜70リットルタイプを使うケースが多いです。こちらも団で指定があるケースがあります。

専用道具以外の購入は慌てず、登録を済ませてから!

実はボーイスカウトに入ると、スポーツ用品店での割引購入が可能になります。道具の購入は、登録を済ませた後にすると、費用を節約することができますよ!

割引可能なお店は記事の終わりの方にまとめています。

その年度の活動費

詳しくは、この後の「活動にかかる費用」を参考にしてください。

入団は年度途中でも可能なので、タイミングによっては減額してくれるところもありますよ。

活動にかかる費用

活動にかかる費用は、登録費、活動費(定期的支払い)、そして活動費(イベントごと支払い)があります。

登録費は、5,000円〜7,000円前後が目安。

活動費(定期的支払い)は、年額にして25,000円〜35,000円が目安になります

活動費(イベントごと支払い)は、そのイベントの規模によります。

登録費

ビーバースカウト、カブスカウトと同じで、5,000円〜7,000円が平均的な金額です。

登録が完了すると、登録証がもらえます。これを使うとスポーツ用品店で割引が受けられる特典があるので、道具の購入に活用しましょう!

活動費(定期的支払い)

年額にして25,000円〜35,000円が目安になります。

支払い方法は団によって異なりますが、おおよそ、毎月・隔月・4ヶ月に1回・半年に1回という形になります。

活動費の名目も団によって様々ですが、だいたい次のような名目で集金しています。

  • 活動費
  • 育成会費
  • 団費
  • 隊費

ボーイスカウトでは、ほとんどの活動で長距離移動やキャンプを行うことになりますが、カブスカウトと同額かやや多いくらいの金額設定のところが多いです。

遠征の距離が遠くなることや、キャンプの期間が長くなるので、その分費用が多くなります。

ただし、カブスカウトと違って野営がロッジやバンガローといった舎営ではなく、テントを使った野営になります。野営用の機材は全て団が準備する分、野営そのものについては費用が下がりやすくなります。

また、公共施設を活用して、費用をなるべく少なく済むように工夫しているケースが多いです。逆に民間施設を利用せざるを得ない場合は、より多い目の費用負担が必要なところもあります。

活動費(イベントごと支払い)

こちらもビーバースカウト、カブスカウトと同様、遠方への移動を伴う活動で交通費が追加で必要となるような場合に、不足分を追加で集金するケースがあります。

よくあるケースとしては、夏の長期キャンプ、冬のスキー合宿というものがあります。

その場合、行き先にもよりますが、1回あたり20,000円〜30,000円程度のケースが多いです。

またボーイスカウトになると夏休みに、団のイベント以外で長期キャンプの大きなイベントが、隔年や4年に一度開催されています。

県や地域単位でボーイスカウトが集まるキャンポリー、日本全国のボーイスカウトが集まるジャンボリーといった大きなイベントに参加する場合も、参加費が別に必要になります。

そのほかにかかる費用

お弁当

ボーイスカウトは自炊するからいらないのでは?と思われるかもしれませんが、キャンプ地に移動する日など、昼食にお弁当が必要になるケースがあります。

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ボーイスカウト割引が効くスポーツショップ

ボーイスカウトに登録すると、登録証を使って割引購入になるスポーツショップがあります。

対象となっているスポーツショップは次のお店です。近くにあれば、ぜひ活用してくださいね!

  • スポーツオーソリティ
  • ヒマラヤ
  • WILD-1

注意点としては、割引が受けられるアイテムには限定があること。

ボーイスカウト活動に利用できるものであれば大丈夫ですが、それ以外のものについてはNGとなるケースもあります。

 

ボーイスカウトの主な活動

ここまでにボーイスカウト活動にかかる費用をまとめてきました。

これらの費用をどんな活動に使っているのかも、知りたいところですよね。

ここにまとめたのは、あくまでも一例ですが、様々な活動を行なっていることがわかるかと思いますよ。

 

ビーバースカウト

  • ミニハイキング
  • 野外料理のお手伝い
  • 他地域のビーバースカウトとの交流
  • 工作
  • 水遊び
  • デイキャンプ(宿泊なし)
  • 奉仕活動(清掃、募金)
  • 地域社会との交流(祭りやイベントへの参加)
  • クリスマス会
  • 餅つき
  • ボーイスカウトの歴史を学ぶ
  • お別れ会

 

カブスカウト

  • ハイキング
  • 野外料理
  • 他地域のカブスカウトとの交流
  • 工作
  • キャンプ(舎営)
  • 奉仕活動(清掃、募金)
  • 地域社会との交流(祭りやイベントへの参加)
  • クリスマス会
  • 餅つき
  • 冬山登山
  • ボーイスカウトの歴史を学ぶ
  • サイクリング
  • スキー合宿

 

ボーイスカウト

  • キャンプ
  • ビバーク(テントを使用しないキャンプ)
  • 長期キャンプ(5泊6日以上)
  • 大型工作
  • 地域奉仕(清掃、募金)
  • 長距離ハイキング
  • 野外炊事
  • 他地域のボーイスカウトとの交流
  • 冬季耐寒キャンプ
  • カブスカウト、ビーバースカウトのサポート

 

親御さんの負担について

こどもをボーイスカウトに入れるとき、気になることというと、親御さんへの負担があるのではないでしょうか。

こちらについてもまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

 

ビーバースカウトの場合

ビーバースカウトの活動は、親御さんと一緒に行うのが基本となっています。年齢がまだ小さいということもあるので、こどもが安心して活動できるようにしたい、というのが一番の目的です。

親御さんと一緒になって楽しむことで、野外での活動が楽しい!面白い!と感じてもらうことを大切にしているからですね。

そういう意味では、一番の負担はこの同行する必要がある、という点でしょうか。

ですが、こちらも団の活動方針によるのですが、こどもが一人でも大丈夫であれば、親御さんの同行がなくても良いとしている団もあるようです。

お仕事やプライベートのことで、同行しにくいけれど、活動はさせてあげたいケースもありますよね。そういった場合には団の活動方針を確認していただければと思います。

 

カブスカウトの場合

カブスカウトになると、自分のことは自分でできるようになることを大切にしていくこともあり、基本的には親御さんが同行する必要はありません。

活動の準備を一緒になってしてあげることと、お弁当の準備をしてあげること。それらが自分でできるようになったら、やらせてみること。この辺りが親御さんのお役目といったところでしょうか。

ですが、最初のうちは心細いお子さんもいるかと思います。その間は一緒に参加してあげて、慣れてきたらリーダーに任せるというスタンスでも良いと思います。

もちろん、積極的に活動の手伝いをしたいという方も大歓迎です。

自分のこどもはもちろん、他のこどもたちと一緒に活動を楽しむのもスカウト活動の楽しい側面だと思います。

そういった方は、カブスカウトたちのお父さん役お母さん役として「デンリーダー」というお役目もありますので、詳しくは団の方に相談してみてくださいね。

それ以外では、野外での活動で使用する資材や食材の準備、運搬、調理のお願いが入ってくることがあります。その場合も、都合がつく範囲で協力すればOKです。

できる方ができる範囲でサポートする。お互いに気持ちよくやれれば良いですね。

 

ボーイスカウトの場合

ボーイスカウトになると、親の手助けは基本必要ありません。

活動前日の準備ができているかどうかを、本人と一緒に確認するくらいです。これも最初の1年以内でしょう。それ以降は、本人に任せて行くようになります。

それ以外では、野外活動に必要な機材や資材、食料の準備や運搬を依頼されるケースがあります。

とはいえ、無理にお願いすることはありません。

仕事やプライベートを中心にしていただき、無理のない範囲でサポートをしていただければOKです。

 

そもそも、ボーイスカウトってどんな意味があるんだろう?

そう思われた方向けに次の記事もあります。是非ご覧ください。

ボーイスカウトとは?その意味から活動内容まで分かりやすく解説

 

まとめ

ボーイスカウトにかかる費用、ざっとまとめると次のような感じになります。

団によって値段の設定が異なるので、あくまで参考として見ていただければと思います。

ビーバースカウト
  • 入るときに10,000円前後
  • 活動費に年額30,000円前後、あとはイベント毎に必要な分
  • 親御さんと一緒に参加が基本
カブスカウト
  • 入るときに25,000円前後
  • 活動費に年額35,000円前後、あとはイベント毎に必要な分
  • 親御さんは、可能な範囲で一緒に参加でOK
ボーイスカウト
  • 入るときに55,000円〜65,000円程度(主にキャンプ用品の準備)
  • 活動費に年額25,000円〜35,000円前後、あとはイベント毎に必要な分
  • 親御さんは、可能な範囲で活動支援を

 

道具については、本当にピンキリです。最近は安価で良いものも結構あるので、そういったものを選ぶと節約することもできます。

我が家の子供もビーバースカウトからお世話になっていて、カブスカウト、ボーイスカウトとステップアップさせてもらっています。

毎回の活動を楽しみにしているようですし、参加するたびにできることが増えていき、たくましくなっていってるな〜と思います。

自分のことを自分でできるようになっていき、一人前になって行く。そんな様子を見られるのもまた、ボーイスカウト活動のおかげだ、と思ってます。(^^

 

ボーイスカウト経験があるからという訳ではないでしょうけど、ボーイスカウト活動の経験がある著名な方・有名人が様々な分野にいらっしゃいます。

そちらについてもまとめた記事がありますので、ぜひご覧ください。^^

ボーイスカウト出身の有名人、著名人は?実はあの有名芸能人も!

 

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