京都鉄道博物館へ京都駅や周りの駅からのアクセスとおすすめルート!

京都鉄道博物館 新幹線500系

京都鉄道博物館に行ってみたい!けれど、どうやって行けばいいんだろう・・・

京都って鉄道もたくさん通ってるし、バス路線は複雑っていうし、なんか難しそう。しかも車はすごい混雑するから使いたくないし。鉄道・バスを使っていく方法、わかりやすくならないかなぁ、という声をよく耳にします。

そこで、この記事では京都鉄道博物館へのアクセス方法を徹底的に紹介します。

京都鉄道博物館の最寄り駅と、そこからのおすすめアクセス方法についてまとめていますので、ぜひご覧ください!

Contents

最寄駅からのアクセス方法とおすすめランク

京都鉄道博物館の最寄駅ごとにアクセス方法と、個人的なおすすめランクをまとめました。

鉄道会社は、JR、近鉄、京都市営地下鉄、阪急、京阪があり、そこからのアクセス方法も様々です。

身近な鉄道会社で行くか、アクセス方法とおすすめランクを参考にして行くか、検討材料にしてみてくださいね。

鉄道会社 最寄駅 アクセス方法 おすすめランク
JR 梅小路京都西 徒歩 ☆☆☆☆
京都 JR ☆☆☆☆
バス ☆☆☆
徒歩
西大路 バス
徒歩
近鉄 京都 JR京都駅と同じ
京都市営地下鉄 京都 JR京都駅と同じ
阪急 バス ☆☆☆
西院 バス
大宮 バス
京阪 七条 バス ☆☆

京都鉄道博物館と最寄り駅、各バス停の位置を地図にまとめてみました。

※地図上のアイコン(丸印のマーク)をクリック(タップ)すると、その場所の情報が出てきます

それでは、それぞれのアクセス方法について、もう少し詳しく説明していきます。

JRを使って行く場合

一番おすすめ!JR梅小路京都西駅まで行く

2019年3月に開業したばかりの新しい駅。京都鉄道博物館のために作られたといっても過言ではない駅。京都鉄道博物館へは徒歩2、3分で着きます。

JR、新幹線を使っていく場合はもちろん、ほかの手段で京都駅まできているのであれば、この駅まで向かうのが一番おすすめです。

京都駅からのアクセス方法

京都駅からは、梅小路京都西駅までJRで向かう方法、バスで向かう方法、徒歩で向かう方法があります。

JR、新幹線で来る方、近鉄や地下鉄で来る方向けのアクセス方法です。

梅小路京都西駅までJRで行く

京都駅からのアクセス方法で一番おすすめはこれ。JR京都駅からは一駅、3分ほどで到着します。

遠方から新幹線で来られる方であれば、JR京都駅までの乗車券でいくことができます。JR在来線であれば梅小路京都西駅までのきっぷを買っておきましょう。

近鉄や地下鉄など、ほかの交通手段からJR京都駅で乗り換える方の場合、乗車券購入が必要。料金は大人140円、小児70円です。

メリットとデメリットは次のような感じになります。

メリット
  • バスよりも運賃が安いうえに、早く着く
  • 定時運行で渋滞知らず
  • 進行方向左手の車窓から京都鉄道博物館の扇型蒸気機関車車庫が見え、期待感が上がる!
デメリット
  • 本数は15分に1本程度とバスに比べて少ない
  • 普通列車しか止まらない(快速列車に乗り間違えないように注意!)

 

直通バスで行く

次におすすめするのが、直通バスを使っていく方法です。

京都駅前バス乗り場から、京都鉄道博物館のエントランス前に直通するバスが出ています。

とにかく歩く距離を少なくしたい!という方にはおすすめのアクセス方法です。

バス会社 運賃 内容
京都市営バス 大人230円

小児120円

【乗り場】

京都駅北口バス乗り場B3

【所要時間】

約10分

【運行間隔】

  • 平日は30分間隔で運行
  • 土日祝は1時間あたり最大10本の運行

【系統番号】

  • 平日:急行104、急行110
  • 土日祝:急行104、急行110、86、88

 

京都駅前バス乗り場から鉄道博物館方面に向かうバス会社は2つありますが、鉄道博物館の入口に直通するのは京都市営バスだけなので注意してください。

メリットとデメリットは次のような感じになります。

メリット
  • エントランス前に着くのでアクセス方法の中で一番楽
  • 土日祝であれば本数も多くあり便利
  • 一日乗車券カード(600円)で利用すると、鉄道博物館の入場料が10%割引になる
  • 京都駅にある案内所で一日乗車券カードを購入してからバスに乗れる
デメリット
  • 運行時間が往路9時台〜15時台、復路12時台〜17時台と短い
  • 交通渋滞による遅延の可能性がある
  • 平日は30分に1本と本数が少ない
  • JR在来線と比べて運賃が高い

 

バスを利用する場合、共通して言えるのが交通渋滞による遅延の影響があることですね。

土日祝は混雑しやすいので、余裕を持ったスケジュールを組んだ方が良いでしょう。

それから京都鉄道博物館以外にも目的地があってバスを利用する方は、一日乗車券カードの購入をおすすめします。入場料も割引になる上、交通費をかなり節約することができますよ。

直通バスが混んでたら路線バスで行く

バスで行く場合、直通バスで行くのが一番おすすめですが、混んでいてなかなか乗れなさそうだったり、タイミングが合わなかったりすることも。その場合、他の路線バスを使っていく方法もあります。

京都鉄道博物館からは少し離れていますが、JR梅小路京都西駅とほぼ同じ位置にあるバス停「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」に停車する路線バスが、直通バスと同じバス乗り場から出ています。

運行しているバス会社は2つあり、どちらも同じバス停に着き、料金も同じですが、所要時間が異なります。

バスを降りてからは徒歩2、3分で京都鉄道博物館に到着です。

バス会社 運賃 内容
京都市営バス

(緑色のバス)

大人230円

小児120円

【乗り場】

京都駅北口バス乗り場B3

【所要時間】

約10分

【運行間隔】

  • 毎日1時間あたり15本以上の運行

【系統番号】

  • 205、208
京阪京都交通バス

(赤色のバス)

大人230円

小児120円

【乗り場】

京都駅北口バス乗り場C2

【所要時間】

約6分

【運行間隔】

  • 毎日ほぼ10分間隔で運行

【系統番号】

  • 2、14、15、26、26B、28A

 

所要時間と本数の差はありますが、どちらもそれなりの時間・本数で運行しているので、どちらを使えば良いか判断に迷うところがあります。

そこで、それぞれバス会社ごとのメリットとデメリットをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

【京都市バス】

メリット
  • バスの本数が多い
  • バス乗り場が京都駅の出口から一番近い
  • 一日乗車券カード(600円)で利用すると、鉄道博物館の入場料が10%割引になる
  • 京都駅にある案内所で一日乗車券カードを購入してからバスに乗れる
デメリット
  • バス乗り場に向かうために道路の横断が必要(バス乗り場に向かうバス専用道路)

 

【京阪京都交通バス】

メリット
  • ほぼ10分間隔なので時間が読みやすい
  • 所要時間が短い
  • バス乗り場へは歩道だけで移動できる
  • 京都鉄道博物館セット乗車券を購入すると鉄道博物館の入場料が約13%割引になる
  • 京都駅にあるチケットセンターでセット乗車券を購入してからバスに乗れる
デメリット
  • バス乗り場が一番遠い

 

バスの本数と所要時間以外のポイントで見ると、入場料の割引率が京阪京都交通バスの方が高い点があります。

こちらで割引券を入手するのであれば、京阪京都交通バスを利用するのが良いですね!

 

季節と天候がよければ徒歩で行く

時間にして20分程度かかりますが、徒歩で行くこともできます。

徒歩でのアクセス方法については公式案内の動画がありますので、こちらを参考にしてみると良いでしょう。

徒歩については季節と天候を選んでくださいね。特に夏はおすすめしません!(京都の夏は蒸し暑く、歩くのも大変です・・・)

夏以外の季節で天気の良い日であれば、途中の公園を楽しみつつ、散歩がてらのんびり向かうというのは、ありだと思いますよ。

JR西大路駅からのアクセス方法

JR京都線で京都駅の大阪より一駅のところに西大路駅があります。

大阪方面から来られる方で、各駅停車(または高槻から各駅停車の快速)を利用して来られる方にはおすすめのアクセス方法です。

JRを使った他のアクセス方法と比べたメリットとデメリットは次のような感じです。

メリット
  • 大阪方面から来られる場合、一番近い駅なので運賃が最安
デメリット
  • 高槻駅から各駅停車となる列車しか止まらない(高槻駅から6駅)
  • 大阪以西から来る場合、梅小路京都西駅経由で向かうよりも時間がかかる(新快速を使って京都まで向かった方が早く着く)
  • 駅の設備にエレベータ、エスカレータがない

西大路駅からのアクセス方法はバス、徒歩となります。

路線バスで行く

西大路駅からは京都市バスが走っています。

直通バスではなく、「梅小路公園・JR梅小路京都西駅」バス停に停まるバスです。

バス会社 運賃 内容
京都市営バス 大人230円

小児120円

【乗り場】

西大路駅前

【所要時間】

約10分

【運行間隔】

  • 平日は1時間あたり2〜3本で運行
  • 土日祝は1時間あたり2本の運行

【系統番号】

  • 208

 

徒歩で行く

徒歩でいく場合、所要時間は15〜20分です。経路は次の地図を参考にしてみてください。




近鉄、京都市営地下鉄はJR京都と同じ方法で!

近鉄、京都市営地下鉄を使って来られる方であれば、京都駅が最寄駅となります。

JR京都駅と同じアクセス方法となるので、先に書いてあるJR京都駅からのアクセス方法を参考にしてください。

阪急を使って行く場合

阪急沿線から来られる方であれば、JRを使わずに阪急を使う方が便利です。最寄り駅は桂駅、西院駅、大宮駅の3つですが、各駅からのアクセス方法は全てバスとなります。

全列車停車、割引セット購入可能な桂駅から行くのが一番おすすめ!

阪急最寄り駅の中で一番のおすすめは桂駅からのアクセスです。

桂駅からのバス会社は2つありますが、本数では京阪京都交通バスの方が多いうえ、割引セットのチケットを購入できるので、おすすめは京阪京都交通バスです。

バス会社 運賃 内容
京阪京都交通バス 大人240円

小児120円

【乗り場】

桂駅東口1番乗り場

【所要時間】

約15分

【運行間隔】

  • 10分間隔で運行

【系統番号】

  • 平日:2、14、26、26B、28A
  • 土日祝:2、14、15、26、28A
京都市バス 大人240円

小児120円

【乗り場】

桂駅東口1番乗り場

【所要時間】

約16分

【運行間隔】

  • 1時間に2〜3本の運行

【系統番号】

  • 33、特33

他の阪急最寄り駅と比べてのメリットとデメリットは次のような感じになります。

メリット
  • 阪急京都線の全ての列車が停車する
  • 窓口があるので、京都鉄道博物館セット乗車券の購入が可能
  • 京都鉄道博物館セット乗車券を購入すると鉄道博物館の入場料が15%割引になる
デメリット
  • 阪急最寄り駅の中で一番遠いので、所要時間が一番長い

 

西院駅は他の駅よりバスが多め

西院駅からは京都市バスのみ運行しています。

バス会社 運賃 内容
京都市営バス 大人230円

小児120円

【乗り場】

西大路四条(阪急・嵐電西院駅)バス乗り場A

【所要時間】

約12分

【運行間隔】

  • 1時間あたり最大9本の運行

【系統番号】

  • 205のみ(快速205は停車しないので注意!)

他の阪急最寄り駅と比べてのメリットとデメリットは次のような感じになります。

メリット
  • 阪急の最寄駅である他の2駅に比べてバスの本数が一番多い
  • 系統も205だけを待てば良いのでわかりやすい
デメリット
  • 特急、快速特急、快速特急Aは停車しないので、遠方から乗ってくるときは不便
  • 窓口がないので、京都鉄道博物館セット乗車券の購入ができない

 

土日祝限定で大宮駅からは直通バスあり

大宮駅からは、平日のバスがありません。

ただし土日祝のみ、京都市バスの鉄道博物館直通バスが出ています。

バス会社 運賃 内容
京都市営バス 大人230円

小児120円

【乗り場】

四条大宮バス停のりば3(南行き)

【所要時間】

約13分

【運行間隔】

  • 土日祝のみの運行
  • 30分に1本(10〜16時台)

【系統番号】

  • 58

 

他の阪急最寄り駅と比べてのメリットとデメリットは次のような感じになります。

メリット
  • 土日祝であれば直通バスが出ている
  • 系統は58だけを待てば良いのでわかりやすい
デメリット
  • 特急、快速特急、快速特急Aは停車しないので、遠方から乗ってくるときは不便
  • 土日祝しかバスが出ていない

 

 

京阪を使って行く場合

京阪電車を利用する場合、最寄駅は七条駅の一択となります。

全ての列車が停まる駅なので、京阪を利用する方は、一番早く到着する列車に乗ればOKです。

七条駅からのアクセス方法

七条駅からは京都市バスのみ運行。

直通バスと梅小路公園・JR梅小路京都西駅バス停に停車するバスが出ています。

土日祝なら直通バスで行くのがおすすめ

京都鉄道博物館への直通バスが出ているので、こちらを使うのが一番便利です。

平日の本数が1時間に1本と少ないのが残念ですが、土日祝であれば15分に1本とまあまあの本数が出ています。

バス会社 運賃 内容
京都市営バス 大人230円

小児120円

【乗り場】

七条京阪前バス停のりばB

【所要時間】

約20分

【運行間隔】

  • 平日:1時間に1本
  • 土日祝:15分に1本(10〜15時台)

【系統番号】

  • 全日:110
  • 土日祝:86、88

 

平日、土日祝の混雑時は「梅小路公園・梅小路京都西駅」バス停まで行く

直通バス以外に、最寄りバス停「梅小路公園・梅小路京都西駅」バス停に停車するバスの運行があります。

平日の利用時や、土日祝の混雑時はこちらを利用するとよいでしょう。

バス会社 運賃 内容
京都市営バス 大人230円

小児120円

【乗り場】

七条京阪前バス停のりばB

【所要時間】

約20分

【運行間隔】

  • 平日:20分に1本
  • 土日祝:30分に1本

【系統番号】

  • 208

 

京阪を使ってくる場合のメリットとデメリットは次のような感じになります。

メリット
  • 全タイプの列車が停車するので、乗る列車を考えなくても良い
デメリット
  • 他の最寄り駅と比較して、京都鉄道博物館まで時間がかかる

デメリットにも書きましたが、他の最寄り駅と比べてバスに乗る時間が長く、時間がかかります。

速く行きたいのであれば、京阪「丹波橋駅」で近鉄に乗り換えて京都駅に向かうのも手ですよ。

 

まとめ

京都鉄道博物館へのアクセス方法は、知名度の高い京都駅以外にもたくさんあります。

関西圏にお住いの方は身近の鉄道会社を利用する、それ以外の方はJR京都駅目指して行く、と考えていただければ良いと思います。

私が使ったのは、近鉄ルート。京都駅まで向かって、京都駅からはJRで梅小路京都西駅経由のアクセス方法を使いました。

アクセスが便利なことはもちろんですが、車窓から見えてくる京都鉄道博物館周りの風景が素晴らしくて、それだけで気持ちが上がってしまいました。

鉄道大好きな方には、特におすすめしたいと思います。

では、アクセス方法のまとめです。

  • JR・新幹線・近鉄・京都市営地下鉄を使う場合は、梅小路京都西駅まで向かいましょう
  • 阪急を使う場合は、柱駅まで向かいましょう
  • 京阪を使う場合は、七条駅まで向かいましょう
  • 京阪京都交通バスを使う場合は、割引セット券を買うと入場料がお得になります
  • 京都市内を他にも観光する場合は、京都市バスで一日券を買いましょう(入場料も割引になります)

 

それでは、京都鉄道博物館を楽しんできてくださいね!

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