病気を治したい人におすすめの本
元気になったと思っても、またすぐに風邪をひいたり、体調を崩して困っている方におすすめの本です。
そもそもこの記事を書いている私自身も、食生活は基本、玄米菜食にしたり、ちゃんと睡眠時間を取ったり、体を弱アルカリに保つ為に重曹を飲んだり梅醤番茶を飲んだりと、色々と健康に気を付けているにも関わらず、すぐに風邪をひいたり、胃の調子が悪くなったりして本当に困っていました。
今はコロナが流行っている事もあり、本当に健康にいたいと思い、色々な本を読んだり調べたりしました。
で、この方の本に出会い、開眼しました!!
その本というのは、
『中村天風』さんの本です!!
中村天風さんは、自分自身が、結核にかかり、医者にも見放されておりましたが、
あるきっかけで、インドに行くことになり、そこでヨガのカリアッパ聖者と出会い、心の持ち方を教えてもらい、病を克服したのでありました。
という事で、この記事では、中村天風さんのおすすめの本を紹介させて頂こうと思います。
『天風先生座談』 宇野千代著
この本は天風さん自身が書いたものではありませんが、宇野千代という方が、天風さんの講話の中から、生の声の印象をそのままにと留意して書かれた本です。
ちなみに、この著者の宇野さんも、一時期本が書けなくなってしまった事がありましたが、天風さんの講話を当時聴きに行って、その考え方に感銘し、また執筆が出来るようになった方なのだそうです。
天風さんの本の中には、かなりページ数が多くて読むのに時間のかかるものもありますが、
この本はそんなに長くないので、天風さんの考え方をとりあえず知りたいという方にはおすすめの本です。
本の内容について
よく、「病は気から」という言葉がありますよね。
天風さんは、この誰もが知っている言葉を、自分の病を克服した経験談からとてもわかりやすく語ってくれています。
少し、内容について述べますと、
「体は苦しいかもしれないが、心は患っていない。
心の丈夫なことを嬉しく有難いといつも考えよう」
人間、体が元気な時はこうも考えられると思いますが、
体調不良な時や、嫌な事があった時などはなかなかこうも考えられない。
で、これを考えられるようにするには、寝る前の心持ちが大事だと言っておられます。
「夜の寝がけは、それがたとえ嘘であっても本当でも、その考えた考え方が無条件に、われわれの潜在意識の中に、すっとはいって来る。
そういう作用がどんな馬鹿にでも、クルクルパーにでもあるのです。だからいいことを考えるんだ。嘘でもいいから、
「俺は優れた人間だ、俺は思いやりのある人間だ、
俺は腹の立たない人間だ、俺は憎めない人間だ、
俺は焼きもちを焼かない人間だ。」こう思えばいい。
日中どんなことがあっても、夜の寝床だけは、
神の懐の中へはいったような、おだやかな気持ちになってごらん。今夜から、寝がけだけは絶対に尊い人間になるんだ。
どんなに体にいい結果が来るか、やってみたものだけが知る味わいだ。」
寝る時の気持ちが潜在意識に入るというのは、知りませんでした(^^;。
でも、よく、寝る前に今日一日嬉しかった事、感謝する事などを考えてみると良いという話は以前から聞いておりました。
寝る前の心持ちというものが、潜在意識に入るという事なのですね。
つまり、よく、「性格は変えられない」と言いますのは、この潜在意識の中身を変えていくことで、それが変えられるようになるという事なんですね!
また、このような話は、特に、心も経済的にも豊かな人に聞くと、大体こういう事を習慣にしていらっしゃいました。
「病は気から」という事はいつも聞いておりましたが、これは性格だから治らない、または遺伝だから治らないものなのかと私自身も思っていました。
でも、寝る前に嘘でもいいから、今日一日当たり前と思っていること、
例えば、ご飯が今日も食べれた事、寝る布団やお家がある事などを感謝するという習慣を付けていくことで、今までは不平不満ばかり言っていたのが、
段々と言わなくなり、潜在意識が喜びや感謝の言葉や考え方で満たされていくことで、身体が元気になっていくという事なんですね☆彡。
反対に、病の事ばかりを考えていると、その事が実現してしまうという事なんですね。
天風さんの、
『明るく 朗らかに 生き生きと 勇ましく』毎日生きようという言葉があります。
すごくよい言葉だなと思っています。
「そんなの出来ない~!」とあきらめず、先ずは何事も真似てみることから一緒に始めてみませんか(^_-)-☆。