大人のピアノ初心者の方におすすめな教本3選

こんにちは。ちょこです。

ピアノをこれから始めようとしているあなた、教本選びに困っていませんか?

「今日からずっとやりたかったピアノに挑戦するぞ~!」と意気込んで楽譜を探してみるものの、

楽譜を見に行っても沢山ありすぎて分からない・・

適当に買ってみたけど、思ったより難しくてなかなか進まない・・などなど。

そこで、今日はそんなあなたに、お勧めの本や、本を選ぶ時のポイントを紹介したいと思います。

おとなのピアノ教本

 

Contents

全くの初心者であればこの本がお勧め!

 

「シニア・ピアノ教本1~3」ドレミ楽譜出版

この本は、教室に来て下さっている大人の方のほとんどが使っています。

(上記の写真では真ん中の本がシニア・ピアノ教本の2巻になります)

 

おすすめの理由は次の3点です。

  • ピアノを全く弾いた事がなく、1から覚えたい。でも基礎練習ばかりでなく、曲も弾きたいという方にぴったり
  • 説明が必要最小限で分かりやすくまとめてくれている点
  • 音符が比較的大きくて見やすく、全く初めての方が片手から少しずつ上達していけるようになっているという点です。

 

最初の段階から指のトレーニングと並行して「聖者の行進」や「ジングルベル」、「月の光に」や「オーラリー」など、いろんなジャンルのおなじみの曲を弾くことが出来ます。

なので、指のトレーニング用にこの本、曲を弾けるようにするためにこの本!と、何冊も用意する必要がなく、これ一冊で出来てしまいます。

また、なかには、講師と連弾で楽しめる曲もありますので、ピアノ教室に通われている方は、自分だけで弾くとシンプルな感じに聴こえる曲でも、一緒に弾くとお洒落な感じで弾ける曲もあります☆彡。

 

ちなみに、この本の著者の橋本晃一さんの出している本に、子供用の楽譜も出ていまして、「もっとカラフルでこども時代に戻って弾きたい」という方にはこんな本もあります。

中身はカラーの絵などが入っていて、大人用よりもさらに大きな音符と、知っている曲で練習出来るようになっています。(これまたシンプルで見やすい本です)

こどものピアノ教本

 

童謡が好きな方の楽譜はコレ!

「やさしいピアノ・ソロ おとなの童謡ピアノ曲集 – 歌いながら弾く」
内藤正子編著 デプロMP出版 

(一番上の写真の左側の本です)

※ネット書店では残念ながら新品・中古ともに取り扱いがないようです。書店や楽器店で探してみることをおすすめします。

 

この本は、全くの初心者の方ですと、ちょっと難しいかなと思いますが、バイエルの上を弾けるようになった方でしたら、楽しめる本ではないかなと思います。

 

なつかしい童謡の曲を初級の方でも弾けるように比較的簡単にしている楽譜です。

70歳代の生徒さんが、「童謡が弾きたい」と言われたので、私が楽譜屋さんに行って吟味して選んだ本です。

(ちなみにこの方は全くの初心者ではなく、以前少しピアノを習っていたとの事です。)

 

曲集だけじゃくて、基礎もしっかりマスターしたいという方向けの本

 

「こどものバイエル」 音楽の友社出版

(一番上の写真の右側の本です)

「ま、バイエルだったらどれも同じでしょ」と思うかもしれませんが、やっぱり見やすい楽譜のが弾きやすいかなと思ってこれを選びました。

こども用にはなっていますが、この本も、たくさんの説明がない、シンプルで見やすい本となっています。

また、バイエルは最初のうちは、基本的にハ長調という、シャープやフラットがない曲で練習していくので、まずは簡単な曲で、指のトレーニングを兼ねて練習が出来る所が最大のメリットだと思います。

(これも、70代の生徒さんが実際に使っています。)

 

シンプルで見やすい楽譜を選ぶ

楽譜を選ぶ上で、「同じ値段だったら、詳しく説明してあるほうが勉強になるのでは」と思ったりしませんか?

以前の私がそうでした。

その時は、ピアノの楽譜ではなく、学生だった時に、英語の参考書を買いに行ったのですが、色んな参考書があって迷いました。

  • ある参考書はシンプルに必要最小限の事しか書いてない
  • ある参考書は色々と細かく説明やコラム、「ちょっと一息」などの文章が書かれている

 

そこで、私は細かく書いてある方の参考書を「勉強になりそうだ」と思い、選んだんですね。

 

しかし・・・

実際は細かい所までしっかり目を通そうと頑張りすぎて、肝心な本文の方までおろそかになってしまったわけです。^^;

という訳で、なるべく必要最小限の説明のみで見やすい楽譜を選ぶと良いと思います。

 

まとめ

私が楽譜を選ぶポイントは次の2点を中心に重視しています。

  • 音符が大きくて、見やすいか
  • たくさんの説明分がごちゃごちゃとなく、最低限の説明で見やすくなっているか

 

また、それ以前に大事なのは、自分がどんな曲が弾きたいのか、どうなりたいのかをある程度明確にすることです。

これを明確にすると選ぶ本も決まってくるのではないかと思います。

 

以前は、なかなか全くの初心者の方の教本は探すのに難儀していました。

ですが、最初にお勧めした「シニア・ピアノ教本」が見つかってからは、つまらない指の練習だけでなく、知っている曲を習い始めからすぐ弾けるし、シンプルに見やすくまとまっているので、今のところダントツでおすすめです。

これから、ピアノを弾きたいけど、全く弾いた事がない方は、これらの本からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです☆彡。