音符の長さと覚え方基礎編(実際の音をチェックしながら進めていくよ)

 

ピアノや楽器などの演奏がしたいけど、音符をのばす長さや弾き方が分からないなぁ。

付点音符や複付点音符、3連付などの連符の弾き方も知りたいな。

ついでに、おすすめの本やアプリがあったら知りたいな

という方へ。

 

音符には色々ありますよね。

4分音符や8分音符はもちろん、付点音符や複付点音符、連符など、どうやって弾けばよいか迷うかもしれません。

 

調べようとしても記号の名前が分からなかったり、調べ方が分からなかったりして、なかなか音符の伸ばす長さや記号の意味が分からないということも・・・。

私のピアノレッスンでは、楽譜を見て弾く前に、まずはよく使われる音名や調号、音程、音楽記号など、カードを使って覚えてもらっています。

 

そこで、本記事では音符の名前やその意味、のばす長さ、また、付点音符や複付点音符、連符などについて、読み方や意味を一覧にし、音声も入れて解説しています。

 

音符記号一覧

全音符から16分音符までの表

音符の名前

上の図を見てもらうと分かるように、音符は全音符を1として、次のようにいいます。

  • 2つに分けた音符だから「2ぶ(ん)音符」
  • 4つに分けた音符だから「4ぶ(ん)音符」
  • 8つに分けた音符だから「8ぶ(ん)音符」
  • 16に分けた音符だから「16ぶ(ん)音符」

 

音符の名前と長さ一覧

 

音符の名前と長さの表

 

全音符は通常、4つ伸ばします。

2分音符は全音符の半分で、2つ伸ばす

4分音符は1つ伸ばす

8分音符は2分の1伸ばす

16分音符は8分の1伸ばします。

音符をのばす時の言い方(リズム唱)は「タン」という言い方もあるし、本によっては「スン」とか「ター」とかいろいろありますので、覚えやすい言い方で覚えてください。

 

付点音符と複付点音符の名前と長さ

次は付点音符と複付点音符について説明します。

音符の横に点(・)がつくと、その音符の半分の長さをさらに伸ばします。

点が2つになると、さらにそのまた半分の長さをのばします。

付点音符と複付点音符の表

弾く時のポイント!

これらの音符を正確に弾くには、いちばん小さい音符を1として音符の長さを数えると分かりやすいです。

 

例えば付点8分音符の場合、16分音符を1つとして数えると、3つ分のばしたら次の音に行くということになります。

付点8分音符のある曲の説明

 

次に複付点音符を使った曲について見てみましょう。

最初の「ラ」の複付点4分音符は、16分音符にして考えると、4分音符の分が4つと、複付点の分(8分音符の分が2つ、16分音符の分が1つ)で3つになりますよね。

複付点音符のある曲

 

連符について

連符(れんぷ)とは、分割した数によって、2連符、3連符、4、5、6、7、9連符とよばれます。

例えば三連符と言うと、もとの音符を3つに分割したということになりますし、

5連符と言うと、もとの音符を5つに分割したということになります。

 

これは、全音符を元にした色んな連符を楽譜に書いてみました。

全音符を元にした色々な連符

 

次に色んな音符の三連符です。

もとの音符に対してどんなリズムになっているかを聴いてみましょう。

色々な3連符

 

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おすすめ本とアプリ(Android版)について

では次に、お勧め本とアプリについて紹介します。

 

おすすめ本について

早引き音楽記号・用語事典

 

この本は、音符記号の名前だけでなく、楽譜にまつわるさまざまな記号や、音楽史など、ちょっと踏み込んだ解説もしていて、より、興味がわきそうな本となっています。

ピアノを習っているお子さんから、吹奏楽に入部した人、音大受験用、昔ピアノをやっていて再開した大人の方などにも気軽に使えているようです。

索引は、日本語とアルファベットの両方があるようです。

 

 

『楽典―理論と実習』

 

こちらの本は、音楽を専攻とする高校や大学に進学するための参考書籍としてお勧めです。

この本は昔からの定番の本で、私も長年使っていました。

高校生の時に、音大受験用の参考書として当時ピアノの先生に進められて買いました。

楽典について網羅されていて、見やすいと思います。

 

おすすめ音楽記号アプリについて(Android版)

おすすめアプリはiphone用のはイマイチ良いのが見つかりませんでしたm(__)m

私はAndroidを持っていないので実際には使っていませんが、口コミなどではこちらのアプリなんかが良さそうです。

MusicSymbols 音楽記号・用語辞典
MusicSymbols 音楽記号・用語辞典
開発元:TONTATA
無料
posted withアプリーチ

 

まとめ

今回は基本的な音符と、付点音符、複付点音符、三連符を始めとする、色んな連符をみてみました。

実際に音で聴いてみることで、リズム感をつかんでいたたければと思います。

また、なぜその名前が付いたのかまで掘り下げて理解すると、「あ~なるほど!」と理解を深められるのではないでしょうか。

私も今回記事にするにあたって、色々細かいところまで調べていくと、何だか楽しくなって、より身近に感じられてきます^-^。

こんな楽譜を作った人、考えた人はすごいな~って思っちゃいました。

あなたもぜひ、音楽記号について理解を深めてくださいね☆彡。

 

なお、ト音記号についての名前の意味や、ト音記号の音符の読み方についてはこちらの記事で説明しています。

ピアノ初心者でも簡単!楽譜の読み方(レッスン付き)

 

ヘ音記号についてと、ヘ音記号の音符の読み方についてはこちら

ヘ音記号の音階の読み方!基本からコツまで(グッズやアプリも紹介 )