こだま号の停車駅をご紹介!東海道から山陽まで全ての駅を掲載

「こだま号」は各駅停車ということもあって、最初から最後まで乗り切るというかたは少ないかもしれませんね。

目的地が「こだま号」しかとまらないから、という理由で利用する方の方が多いかと思います。

そんな「こだま号」、各駅停車とはいうけれど・・・

どんな駅に止まって、どれくらいの時間かかるんだろう?

意外と知らなかったことに気づきました。

そこで今回は、そんな「こだま号」の停車駅についてまとめてみたいと思います。

 

Contents

こだま号の停車駅と所要時間

「こだま号」は東海道新幹線・山陽新幹線で走っていますが、お互いに直通する列車はありません。

東海道新幹線は東京〜新大阪が、山陽新幹線は新大阪〜博多が走行する区間となっています。

ここでは東海道新幹線、山陽新幹線に分けて、それぞれの停車駅と所要時間についてまとめました。

 

東海道新幹線

まずは東海道新幹線から。

東京発新大阪行きの「こだま号」の停車駅と所要時間(駅と駅の間を走る時間)です。

「こだま号」は東京から新大阪まで、全ての列車が3時間57分かけて走ります。

各駅間の所要時間は列車によって若干の違いはありますが、おおよそ次のような内容になっています。

停車駅 所要時間
東京
品川 7分
新横浜 11分
小田原 14分
熱海 8分
三島 7分
新富士 9分
静岡 11分
掛川 13分
浜松 11分
豊橋 13分
三河安城 13分
名古屋 11分
岐阜羽島 9分
米原 15分
京都 19分
新大阪 13分

この所要時間を合計すると3時間4分となります。

東京から新大阪までかかる時間との差は53分なので、およそ4分の1の時間が停車していることになります。

ちなみに東京から新大阪まで「のぞみ号」を使うと約2時間30分。

停車時間は合計約6分なので、実際に走っている時間は約2時間24分。

「こだま号」と「のぞみ号」の走っている時間の違いは、約35分になります。

駅と駅の間は同じ速度で走っていますが、これだけの時間差が出るんですね。

それだけ「こだま号」は駅に止まるまでの減速や、駅から出発する時の加速にかかる時間があるということなんでしょうね。

 

山陽新幹線

続いて山陽新幹線。

新大阪発博多行きの「こだま号」の停車駅と所要時間です。

山陽新幹線では、列車によって新大阪から博多までかかる時間に差があります。

また列車によって駅間の所要時間に違いはありますが、おおよそ次のような内容になっています。

停車駅 所要時間
新大阪
新神戸 12分
西明石 8分
姫路 11分
相生 7分
岡山 16分
新倉敷 9分
福山 11分
新尾道 8分
三原 6分
東広島 11分
広島 11分
新岩国 13分
徳山 12分
新山口 13分
厚狭 10分
新下関 9分
小倉 8分
博多 17分

この所要時間を合計すると3時間12分となります。

ここで例にあげた列車は、新大阪から博多まで4時間9分かけて走っているので、その差は57分となります。

こちらも東海道新幹線と同じく、およそ4分の1の時間が停車していることになります。

ちなみに新大阪から博多まで「のぞみ号」を使うと約2時間30分。

停車時間は合計約5分なので、実際に走っている時間は約2時間25分。

「こだま号」と「のぞみ号」の走っている時間の違いは、約47分になります。

東海道新幹線と同じような時間で走っている列車ですが、山陽新幹線の方が時間差が大きくなっています。

実は山陽新幹線は、東海道新幹線よりも最高速度が速く走れるようになっています。

東海道新幹線の最高速度が時速285kmに対して、山陽新幹線は時速300km。

加えて「こだま号」の駅数が山陽新幹線の方が多いこともあって、駅間の加速や減速にかかる時間や回数も多くなっています。

それが東海道新幹線よりも時間差が大きくなっている要因になっているんですね。

 

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各駅での停車時間

ここまで駅間の所要時間みてきましたが、東海道新幹線・山陽新幹線いずれも約1時間程度の停車時間がありました。

それだけの停車時間、いったいどの駅で停まっているんでしょうか。

そこで、ここでは各駅での停車時間をまとめてみました。

 

東海道新幹線

所要時間の例であげた列車の停車時間をまとめました。

停車時間は列車によって若干違いがあるのですが、おおよそ次のような時間となっています。

停車駅 停車時間
東京
品川 1分
新横浜 1分
小田原 5分
熱海 1分
三島 6分
新富士 6分
静岡 3分
掛川 2分
浜松 3分
豊橋 5分
三河安城 6分
名古屋 2分
岐阜羽島 3分
米原 7分
京都 2分
新大阪

停車時間が1分や2分となっている駅は、乗客の乗降が終わったらすぐ発車する駅。

3分以上となっている駅は、「のぞみ号」「ひかり号」の追い越しを待機する駅となっています。

3分であれば1本、5分以上であれば2本かそれ以上の列車に追い越されることがあります。

こうやってまとめてみると、多くの列車に追い越されていることが分かりますね。

 

山陽新幹線

山陽新幹線は東海道新幹線と違って、列車によって停車時間にかなり差があります。

そこで、所要時間の例であげた列車の停車時間、他の「こだま号」から各駅での最小、最大の停車時間をまとめてみました。

停車駅 停車時間 停車時間
(最小)
停車時間
(最大)
新大阪
新神戸 1分 0分 1分
西明石 1分 0分 10分
姫路 5分 0分 6分
相生 1分 0分 11分
岡山 7分 1分 26分
新倉敷 1分 1分 12分
福山 0分 0分 11分
新尾道 3分 0分 9分
三原 8分 1分 11分
東広島 1分 0分 15分
広島 1分 1分 27分
新岩国 6分 0分 8分
徳山 1分 0分 8分
新山口 6分 0分 11分
厚狭 6分 0分 15分
新下関 6分 0分 12分
小倉 10分 1分 10分
博多

停車時間が0分という駅がありますね。

乗降客も少なめで、すぐに発車できる駅というところでしょう。

またそれとは逆に20分以上停車する駅もあります。

こちらは追い越されるための時間というよりは、そこから先の駅に向かう時間を調整している感じです。

いずれにしても3分以上となっている駅は、「のぞみ号」「ひかり号」「みずほ号」「さくら号」の追い越しを待機する駅となっています。

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こだま号停車駅のホーム売店の有無について

各駅の停車時間をみると、かなり長い時間停車している駅があることが分かります。

そんな停車時間を利用して、列車を降りて売店で買い物ができないものか、そんな疑問も湧いてきました。

「こだま号」の移動はそれなりに時間がかかる上に、車内販売がないので、食べ物・飲み物の補充ができると安心できますよね。

そこで各駅のホーム 売店の有無をまとめてみました。

◯はある駅、ーはない駅、△は上り・下りどちらかのホームにある駅としています。

 

東海道新幹線

停車駅 ホーム売店の有無
東京
品川
新横浜
小田原
熱海
三島
新富士
静岡
掛川
浜松
豊橋
三河安城
名古屋
岐阜羽島
米原
京都
新大阪

 

山陽新幹線

停車駅 ホーム売店の有無
新大阪
新神戸
西明石
姫路
相生
岡山
新倉敷
福山 △(上りのみ)
新尾道
三原
東広島
広島
新岩国
徳山
新山口
厚狭
新下関
小倉
博多

 

ちなみに、ホームに売店があるからと言っても全ての駅で列車を降りて買い物ができるわけではありません。

列車の停車時間や売店の営業時間との兼ね合いも考える必要があります。

その辺りをまとめた記事がありますので、よければ参考にしてください。

こだまで充電ができる列車総調べ〜コンセントの場所まで徹底紹介

 

まとめ

僕が住んでいる街の新幹線最寄り駅は、「こだま号」の他に「ひかり号」がたまに停まってくれます。

なので、遠出する時は「ひかり号」が走っている時間を選んでしまいます。

今回「こだま号」の停車駅や所要時間を調べてみて、「こだま号」も意外に速く走っているんだ、なんて思ってしまいました。

よくよく考えたら、「のぞみ号」「ひかり号」と同じ車両を使っているので、当たり前といえば当たり前なんですけどね。

個人的には、もう少し追い越される数が減ってくれて、もっと「こだま号」も速く走ってくれればいいのに、と思いました。

それではまとめです。

  • 東京から新大阪まで走っている「こだま号」の停車駅は東海道新幹線で16駅、山陽新幹線で18駅
  • 東海道新幹線、山陽新幹線いずれも所要時間のうち、4分の1は停車時間
  • 停車時間が3分以上ある駅は、より速い列車に追い越されるための時間
  • 停車するからといってホームに売店があるとは限らない

 

以上、「こだま号」の停車駅をご紹介しました!

次回「こだま号」に乗る時のちょっとした小ネタとしてお役立てください。

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